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ファーサイ 

青空の下で

「 やさしさをもらったらね 心に貯金をしておくの

  さみしくなったときに そっとひきだすの

  あなたも いまのうちから はじめておくといいわよ

  年金より ずっと いいわよ」

この間病院での待ち時間に、テレビの中でしわしわの90歳くらいにはなるだろうおばあちゃんが、
自分の詩を読んでた。細かい部分は忘れちゃったけど、こんな内容だった。




今日髪を切りに来たおじいさんが、若かった頃の話をしてくれた。

10代の頃に戦争でインドへ行き、その後戦争で負けて捕虜になり
日本へ戻ってこれたのは30歳のときだったそう。

「今の若い子は幸せだから。私が若い頃は辛い事のほうが多かった」


これから先戦争経験者の話しを聞くことができるのも、時間が限られてきている。
もっともっと、お年寄りの話に耳を傾けるべきなんだろうと思った。



自分に戻ってくるか解らないから年金なんか払わないなんて思ってた時期もあったけど、
戦争で辛い思いをして、今の日本を作ってくれた人達への敬意だと思うべきなのかもしれない。
自分がもらえないかもしれないから、年金を払わないなんて考える自分の事しか考えられない
若者の国を作りたくて、戦争で沢山の死と向き合ったわけじゃないだろうし。



自分が経験した事とその前の代から繋がってるものがあって今があるということ。
その経験を伝えていくことは、思っていたより大切な事のような気がする。




どんな人の心の中にも、変わってく部分、変わらない部分てあると思う。
最近自分の中の変わってく部分が少しだけ分かってきた気がする。
肉体は年を重ねるごとに衰えていくのが自然なことだけど、
その変わってく部分は、年を重ねるごとに綺麗にしていかなければいけない場所のような気がする。




わたしもいつか、強くて優しいお母さんになりたいな。









 

 
ファーサイ 

『不都合な真実』はアル・ゴア元アメリカ副大統領の地球温暖化問題に取り組む姿や、
彼の生い立ちを辿ったフィルム、スライド講演を中心に構成した2006年公開ドキュメンタリー映画です。


ここ何年もエコ、エコと当たり前のように耳にするせりふになってしまいましたが、
ひとりひとりが、地球上で何が起こっているかを理解する事が大切な事のように感じました。

まだ見た事のない方には是非見て欲しいです☆

今まで、どれくらいの数だけ自然の美しさに感動させられた事だろう。

まずは自分にやさしく、他人にやさしく、自然にやさしく、地球にやさしく。

自然とうまく調和して暮らしたいものですな。


大切なのは理解した後行動につなげること。


青空を見上げて、いつかの空と重ねてしまうとき
ふわふわの雲を見ながら、何の形ごっこで一人遊びしているときとか
深青とピンクのグラデーションの夕焼けに思わず車を止めて見とれてしまう瞬間だったり
満点の星空の中に流れていく星を見ながら、自然の美しさに感動してしまうとき
満月を見ながらためいきがこぼれてしまうようなとき


しばらく会ってない友人だったり、
昔の恋人だった人とか、
あの頃旅を共にした仲間とか、
今までかかわったきた全ての人たち。

この日本のどこかで、世界のどこかで、
おんなじ瞬間、同じ空を見ながら、
わくわくしていたり、
感動していたり、
涙をこぼしていたり、
おんなじ思い出を懐かしんでいたり、
おんなじ未来を想像していたりするのかも知れない。

そんな瞬間はもしかしたら、想像している以上に頻繁に起こっているのかも知れないね。
そんな瞬間に少しでも気づく事ができたらいいのにな。

だってその瞬間は、
どんなに距離が離れていても、
声を通じて語りうことができなくても、
きっと心の距離は隣にいるはずでしょ?
一人でいるときも、ひとりぼっちじゃないはずでしょ?

そんな事に気づいたら、空を見るの事が今まで以上に好きになる気がするよ。




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ワールドカップには何も興味もないんだけど、
ワールドカップのニュースや盛り上がってる人達を見てると
4年前の今頃を思い出してしまった。

ちょうどタイのチェンマイにいて、
ゲストハウスでみんなテレビにくぎづけ盛り上がってたなぁなんて。。。

もう4年?まだ4年?

次のワールドカップの時期には何処にいるのかなぁ?
なんて想像するとちょっとワクワクしちゃったり。

移動中、晴れた空の下が海みたいに見えて、うっすら月も見えて
とっても綺麗で、こんな日は得した気分。

今、ここにいる事を大切にしよう。
そんな事を考えた日でした。
`Life is an adventure.Don't through any one chance!`

「人生は冒険だから、一つ一つのチャンスを大切にして下さい。」

先月友人の付き添いで、15年ぶりに母校に行った。
あの頃と変わってない昇降口、廊下、教室、体育館。。。。
「おもいでぽろぽろ」のように、当時の15年前の自分がよみがえってくる。
制服を着た生徒を見ては、学生の自分がそこにいるかのような感覚。
そんな中、離任式での友人のスピーチに感動してしまう。

それからというもの、15年前がうろうろと着いてくる。
当時通学していた電車に乗ることになり、学生を当時の自分と重ねたり、
偶然に当時の友人に再会したり。。。


これはなにかあるに違いない。。。 などと考えてしまう。


15年。
長いようで、あっという間だった。
いろんな事が変わったようで、変わらないことも沢山あった。
生きる事の意味が、少し分かるようになった。
互いに思いやる事の大切さが少し分かるようになった。
年を重ねることの美しさと、今という2度と戻ることのできない瞬間の大切さも少しわかるようになった。

これから先、いつか自分の為にだけではなく、
誰かのために生きたいと思う日が私にもくるのかな?

15年前の私が思い出させてくれた、
「何も恐れない勇気と行動力。未来を心配しない能天気さ」

だから15年前の自分にいってあげよう。
「あなたの未来は今は想像できないくらい素敵な出会いがあるんだから」


最近Face book始めました^^
日本に帰国してそろそろ10ヶ月がたちます。
強い日差しを浴びながら走るバイク生活ではなく、冷暖房のきく車での移動生活。
市場での値段交渉のうえでの買い物ではなく、何処の店に行っても値段を見て買い物ができる毎日。
普段は朝から晩まで仕事、週1.2日程度の休日はあっと間に過ぎていき、1ヶ月、1年と猛スピードで過ぎていく感覚。
こんな日本での毎日が日常化してくると、カンボジアでの2年間の生活が夢の中の出来事のような、本当にあの場所は存在してのかと思うくらい非現実な世界のような気がしてくるから不思議。

日本で生まれ育った27年間とカンボジアで生活した2年間。
この2年の間カンボジアという国に、人に色々な経験をさせてもらい成長した。
背負ってる境遇に負けない子供たちの笑顔。
家族を思いやる強い思い。
同じようにカンボジアに恋してしまった日本人。
自由を求めて旅するように暮らす欧米人。
真っ青な高い空に青い海、壮大なジャングル。
毎日色々ありすぎて、5年くらい住んでいたような気にさえなってしまう。
笑ったり、怒ったり、泣いたり、何年住んだとしてもしょせん外人、カンボジアに疲れすぎて2度と戻りたくないと思ってた事さえあったのに。。。


カンボジアのいい部分から入って大好きになって、住んでるうちに嫌な部分も見えてきて1度は本気で嫌いになって、それでもまた戻りたくなってしまう。これが本当に好きってことなのかな?


まだまだカンボジアで経験させてもらいたい事や成長したい事、人との出会いと再会、まだ出会ってない壮大な景色。沢山の可能性が待ってる気がしてしまう。


人生ってパズルに似てる。。。
うまくピースが見つかってどんどんはまっていく時は、流れにまかせてたら自然と良い方向にながれ、自然といい出会いも沢山ある時のよう。

いくら探しても同じような色でピースが上手くはまらない時は、何をやってもあまり良い方向にいかない時、逆におとなしくして普段と違う考え方なんかを吸収した方がいいようなときのよう。

色が似ているものだから間違ったピースをはめてしまい長い間気づかないとき、間違ってる事に気づいてないからその部分をはめ直さない限り他の部分は進んだとしても、先には間違ってる部分でつまづいてしまう。こんな時も人生の中であるはず。

今の時代日本に生まれた私たちは、きっとほとんどの人が自由にパズルの絵を選択できるはずだと思う。
私は簡単で安心にできるパズルよりも、難しいパズルを選ぼうとしているのかもしれない。
難しいパズルが好きというよりは、自分の人生でとびきりに気に入った一枚の絵を作りたいだけ。それがどんなに難しくっても、なかなか先に進まなくっても、他人にの目にどう写ろうと。。
ただ、いいときも、悪いときもその状況を楽しむことだけは忘れない強い精神はもっていたい。それが理想。





私の彼は、旅行会社とダイビングビジネスをしている。
4日前の夜、彼が1人でダイビングのタンクに空気を入れている時に、
タンクの1つが爆発し、周りにあったタンク20個が大きい銃のようになって、
決して狭いとは言えないオフィスをめちゃくちゃに破壊した。

その直前、電話で私は彼と話していたんだけど、
話の途中、なんとも言えない大きい音が聞こえて、電話が切れた。
その10分後、彼から電話があって、
「カメラを持って今すぐオフィスに来て」と言われた。
まさか、そんな事が起こってるとも、想像もせずに。

オフィスに着いたら、外はすごい人が集まっていて、
中に入れば、中はすごい煙、ガラスはめちゃくちゃに割れてるし、
天井も落ちて、オフィス全体が考えられないほど、崩れてた。
戦時中じゃあるまいし、カンボジアでもなかなかあんな光景みられないだろうと思ってしまった。

あの中に一人でいて、怪我一つなかった彼。
部品のかけらでも、もし腕にでもあたっていたら、彼の腕は今なかっただろう。
もし頭に当たっていたら、今頃彼はこの世にいなかっただろう。
怪我一つなかったのは、奇跡としか言いようがない。

今まで気づきあげてきたものを、一瞬にして全て失ってしまうこと。
死んでて当たり前のような状況の中にいて、今も生きているということ。

事故の後、彼との話の中で、
全ての出来事には、ちゃんと意味があって、
神様が私たちを生かしてるんだって。

今回の事故は、そんな事を実感できる私にとってもいい経験、そう感じました。

カンボジアに旅で訪れた方が、私の記事をHPに書いてくれました。
よろしければ、こちらをどうぞ↓
http://heartland.geocities.jp/whats_up282003/diary.cambodia.html

改めて自分の道を振り返った。がむしゃらに動いてた自分。
そして今がある。

そう今の生活になんの不満もない。
大好きな場所、好きな仕事、生きていけるだけの収入、自分の時間も十分、そして一緒に生きていきたいパートナーがいる。

そうなんだ、ここまで手に入れるのに必死だったけど、
すべて手に入ってしまうと、ここから先が見えなかったりするんだ。

だって私たち前には沢山の道がありすぎるから、
選ぶのはすべて自分だから。

これから、どの道を選ぶのか、
ゆっくり自分の気持ちと相談して、ゆっくり歩いていこう。







































今年ももうすぐ終わりなんだね。
カンボジアは相変わらず暑くて、お正月を迎えるといういう気がしませんが、
今度のお正月で2度目のカンボジアでの年越ししなります。

2007年、改めて振り返っても私にとって変化の年だったなぁと思う。
自分の理想だった、自分の好きな場所で仕事を始める事ができました。
3ヶ月間の日本滞在、今までとは違った形で日本を楽しむことができました。
そして今、大切な彼と子犬と一緒に、この場所で毎日日々を送っています。
これ以上望むものはないんじゃないかと思えるくらい、今は幸せです。

2008年、30歳も目前だけど、まだまだやりたいことがだくさんある。
2008年も、いっぱいいい事ありますよーに。



カンボジアに戻って1週間が過ぎました。

日本に3ヶ月も滞在してしまったので、未だに日本モードが抜けなく、ちょっとホームシック気味。。。

とはいってもシハヌークも乾季になり、いい時期になりました。
今期も、いい出会いがありますよーに。