空の近さと心の距離 | ファーサイ 

ファーサイ 

青空の下で

青空を見上げて、いつかの空と重ねてしまうとき
ふわふわの雲を見ながら、何の形ごっこで一人遊びしているときとか
深青とピンクのグラデーションの夕焼けに思わず車を止めて見とれてしまう瞬間だったり
満点の星空の中に流れていく星を見ながら、自然の美しさに感動してしまうとき
満月を見ながらためいきがこぼれてしまうようなとき


しばらく会ってない友人だったり、
昔の恋人だった人とか、
あの頃旅を共にした仲間とか、
今までかかわったきた全ての人たち。

この日本のどこかで、世界のどこかで、
おんなじ瞬間、同じ空を見ながら、
わくわくしていたり、
感動していたり、
涙をこぼしていたり、
おんなじ思い出を懐かしんでいたり、
おんなじ未来を想像していたりするのかも知れない。

そんな瞬間はもしかしたら、想像している以上に頻繁に起こっているのかも知れないね。
そんな瞬間に少しでも気づく事ができたらいいのにな。

だってその瞬間は、
どんなに距離が離れていても、
声を通じて語りうことができなくても、
きっと心の距離は隣にいるはずでしょ?
一人でいるときも、ひとりぼっちじゃないはずでしょ?

そんな事に気づいたら、空を見るの事が今まで以上に好きになる気がするよ。




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